ニート寸前の暇つぶし

アニメ漫画小説しか生きる糧のないニート寸前女の逃げた先。怖いものなどない。

ぼくらの は鬱アニメなのか

「ぼくらの」

は、本当に私が中学生くらいのときに見て
未だに不動の人生イチのアニメ、漫画なのですが
よく鬱アニメのおすすめランキングで
上位に入ってますよね〜〜


ぼくらのって鬱アニメですか?!?!
私は完全にあの花に匹敵する
感動モノだと思っているのですが!!!
いやまあ、鬱アニメだろうが感動モノだろうが
面白いという評価ならなんでもいいじゃねーかと
なんにせよ面白いと思われているなら
それでいいっちゃいいのですがね〜〜
(めんどくさいなコイツ)




が、しかし!
1人のエピソードにつき1回は
確実に号泣している私としては
感動するポイントを書きたい!
書かせていただきたい!のです!


簡単にアニメの紹介をしますと

夏休みの林間学校で一緒になった
男女の子どもグループが
ひょんなことからロボットを操縦するゲームに
参加することになります。
しかしそれは実はゲームなんかではなく、
自分の地球の存亡をかけた
リアルなロボット戦。
しかもロボットのエネルギー源は
操縦者の命なので、
契約してしまった子どもたちは
勝っても負けても命を落とすことになります。
契約解除は不可能。

というかんじです。


最後には全員死ぬことが確定している状態で
スタートするんですよね。





子どもたちの年齢設定がまた泣けるというか
シビアな歳だなというかんじで
13歳とかなんですよ〜〜
勝っても負けても自分は死ぬ
ということを理解できない歳じゃない。
死ぬことの恐怖を1番意識する
時期なんじゃないかなと。
でも、地球のためなんて
バカでかい大義なんか全くピンとこない。
でも純粋にロボットかっこいいなとか
俺たちが地球救えるんだぜとか
考えちゃったりもしてるんですよ〜〜
残酷だなあ〜〜



これから先まだまだ
楽しいことも苦しいことも
経験するはずだった子どもたちが
自分たちの回避できない死に直面して
それぞれが自分が死ぬ意味を
幼いながらに見出していく。
地球のためなんかじゃなくて
もっと自分の理解の範疇の何かのために。


この漫画の泣けるところは
子どもたち全員がそうはなれないところで。
死にたくない、死ぬのは怖い
自分が死ぬならみんな道連れにしたい
どうせならアイツを殺してから死にたい
とか、きっと大人でも考えるよね。
こちとら死ぬの確定してるんだから
何したっていいじゃんってね。

その足掻きと恐怖とに飲み込まれてしまう
子どもたちがいるからこそ
そうじゃない子どもたちの言動が
すごく生きてきている。

そして結局何もできない大人たち。
地球の軍事力じゃ
ほとんど戦いの手助けにもならないし
契約も変わってあげられない。
子どもたちの側にいることしかできない。
そんな大人の無力さを
今見返すと自分と重ねてしまって、
子どもたちを見る視点も少し変わって、
また泣けるんだな





次の記事でキャラクターに焦点あてます。